子どもには、賢い子に育ってもらいたい。
いつも元気に園や学校に通ってもらいたい!
こんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。
私にも息子がいるので、そう願うママの気持ち、とってもよく分かります。
朝ごはんはしっかり食べていますか?
忙しくて、ついつい簡単に済ませてしまいがちな朝ごはんですが、実はとても大切な役割を持っています。
今回は朝ごはんについてお伝えしますので、少し意識して朝ごはんの時間を取ってくださいね。
朝ごはんを抜いてしまうとどうなる?
朝はママも慌ただしくて、手軽に済ませたくなりますよね。
「あと5分寝ていたい」「ダイエット中だから抜いちゃおう」と考える方が多いのもわかります。私も高校時代は食事制限ダイエットをしていました。
ママにとってもですが、成長期のお子さんにとっても一食一食がとても大切です。
朝ごはんを抜いてしまうと次のようなことが起こります。
栄養不足になる
朝食を抜いたり、十分に足りていない状態だとエネルギー源が無くなってしまい、身体に貯めているエネルギーを使っていきます。
エネルギー消費されるなら良いのでは?と思われるかもしれませんが、貯めていたエネルギーが空っぽになると、なんと自分の筋肉や血液のタンパク質から栄養を摂っていくのです。
『自分で自分を食べていく』ようなイメージです・・・!
私は高校時代にポッチャリ体形をなんとかしたくて、肉などのタンパク質を食べない「食事制限ダイエット」をしてしまっていました。
圧迫骨折した原因でもある、骨がモロくなってしまったのも、一番大事な時期にしっかり栄養を摂っていなかったからなのですよね。
栄養不足状態で現れる症状
体内の栄養素をどんどん消費してしまう「飢餓状態」では、園や学校での授業どころではなくなってしまいます。
- ボーっと無気力で集中できない。
- 記憶力も下がってしまうので成績にも影響が出る
- 体育はキビキビ動けないヘロヘロ状態
- 気分もイライラしやすくなるのでお友達との関係にヒビが入るかも
- 頭痛持ち
このようなプチ不調が起こってきて、「なんだかしんどい、調子が悪い」という状態が続いてしまいます。
忙しいママにおすすめの朝ごはん対策
朝ごはんが大切なのは分かるけど、ママの朝は忙しいですよね。
正直言って、私もささっと済ませたい!
そんなズボラな私の対策は、
- 前の晩のおかずやお味噌汁を多めに作ってアレンジ
- ゆで卵をストックしておく
- 缶詰や冷凍おかずを活用
これだけでもかなりラクになります。
朝食におすすめの食材
朝食を食べれば何でも大丈夫か、というわけでもなくて、身体にとって良いものを食べることが大切です。
・お米
1日を元気に過ごすためには、糖質の存在が欠かせません。脳の栄養素である「ブドウ糖」を摂るためにも、糖質が必要です。
お米はパンや麺類に比べるとゆっくり消化吸収されます。腹持ちが良いのですよね。
パン・麺類に比べて血糖値も緩やかに上がりますし、脳に栄養が安定してしっかり届けられます。
「朝食はパン!」という方も多いかもしれませんが、グルテンが身体の不調を引き起こす原因になるという記事も書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
(参考記事:グルテンフリーで腸内改善!小麦を減らして健康に)
・卵
先ほど書いたように、私はゆで卵をストックして朝食に出しています。準備がラクというだけではなく、卵には栄養がすごくたくさん含まれているからです。
卵って「完全食」とも言われますが、ビタミンC以外の栄養素がバランスよく含まれているのです!
特にたんぱく質。良質なたんぱく質が含まれていて、身体のエネルギー源になってくれます。
・野菜や果物のビタミン類
ビタミンや食物繊維も1日の活動には重要ですよね。
前日に作るお味噌汁に野菜をたっぷり入れておいて朝ごはんに食べると、簡単にビタミンも摂れちゃいます。
果物であれば調理せずにそのまま食べられるので手軽で良いですね。
まとめ
朝ごはんをしっかり食べて身体のコンディションを整えていけば、園での時間や授業中、放課後の習い事でもベストな状態で過ごすことができるようになります。
- 集中力が増す
- 記憶力が良くなる
- 運動を楽しめる
- こころが安定する
ママもプチ不調を抱えている方が多いので、そんな方は お子さんと一緒にしっかり朝ごはんを召し上がってくださいね。