高温多湿で毎日汗をかく時期になると、
- 「子どもの頭にフケが出てきた」
- 「頭がかゆそう」
- 「赤みがある」
といった症状があらわれた経験はありませんか?
お子さまが赤ちゃんの頃、ウロコのようなフケが頭の生え際に出たこともあるかもしれませんね。
時には顔や首、耳の後ろなどにも出てきて、ひどい時は体にも広がることがあります。
今回は、赤ちゃんや子供にできるフケについてお話します。
フケって何?
フケは「脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)」と言います。
生後1か月以降の赤ちゃんによくみられる「乳児型」と、思春期以降の成人にみられる「成人型」の2種類があります。
乳児型の場合一時的なものが多く、正しいケアをすれば自然治癒が可能です。
しかし、ひどい場合はフケが固まって、かさぶたのようになってしまうこともあります。
私の息子は小学5年生(2022年時点)になりますが、過去にも経験したことがあり今回また発症しました。夏の時期に湿疹が戻ってきたのです。
中にはかゆみを伴う人もいるのですが、息子はかゆみを感じることもなく全く平気そうでした。
そうは言っても、フケがあると清潔にしていても不潔に見えてしまったり、意図せず汚れてしまったり・・・。
そんなフケはいったいなんで出来てしまうのでしょうか?
フケの原因
脂漏性湿疹は皮膚に存在するカビ(真菌)の一種が皮脂を栄養として増殖することが原因です。
子どもは皮脂の分泌が活発なので、脂漏性湿疹が起きやすいと言われています。
皮脂が出やすくなる原因には、次のようなものが考えられます。
- 環境・食事
- 生活習慣
- ホルモンバランス
- ストレス
など。
どうしてフケが出てしまうのか、原因を究明して正しい対策を取らなくてはいけません。
息子の場合の原因はこれでした
私の息子は何が原因だったのでしょう。本人にチェックしてみました。
- 便秘はしていない?
→自己申告によりOK。良いウンチが出ていました。 - 最近の食事内容はどうだったかな?
→まんべんなく食べているのでOK - シャンプーはちゃんとしている?
→ここがNGでした。
確認の結果、シャンプーのやり方に問題があったようでした。
一人でお風呂に入るようになり、どうやら適当にチャチャっと、洗えているのかどうかもわからない早いスピードで済ませていたようです。
フケの改善方法
息子の場合は湿疹が起こった時期が夏ということもあり、汗もかくし学校のプールもありました。このためしっかり洗って頭皮を清潔に保たなくてはいけません。
でも注意点があります!
フケが気になるからと言って洗いすぎや無理やり剥がすのはNGです。
まずは生活習慣を見直したり、シャンプーを変えたり、適切なケアが重要になります。
息子はシャンプーを変えることで改善しました。
シャンプーのやり方
- 頭皮に化粧用や精製されたココナッツオイル、セサミオイル、オリーブオイルetc.をつける
- 時間を置いてふやかす
- フルフルネクストシャンプー(赤)で洗う
(子どもが使ってもOKなシャンプーです)
我が家で使ったのは、コラージュフルフルネクストというシャンプーです。
日本で初めてシャンプーとリンスにフケ原因菌(頭皮のカビ)の増殖を抑える「ミコナゾール硝酸塩」を配合しました。
頭皮をスッキリ洗い上げ、髪を健やかに保ちます。
引用:持田ヘルスケア公式サイト
過去に湿疹が出た時もこの方法が効果テキメンでした。
少しずつフケが取れ、頭皮がきれいになりましたよ。
まとめ
髪の色が黒いお子さんが多いのでフケがあると結構目立ってしまいますよね。
息子は小学5年生で、そろそろ女の子の存在を気にするお年頃にもなってきたし、清潔感はとても大事。
軽症の場合、シャンプーや石けんでのケアで治ることが多いようです。
ただし、かゆみが強かったり家でのケアで症状が改善しない場合は皮膚科に診てもらってください。
息子のように、一度治ってもまた再発することもあります。日常のスキンケアがとっても大切です。
子どもは帽子で頭が蒸れたり、汗もたくさんかくので特に注意してケアしてあげてくださいね。
合わせて食事を見直していくこともお勧めです。